ミニバスゼロ県日記~マンツーマンディフェンスに取り組み最大のチャンス

ゼロから県大会スタートから現在

ゼロケンです。

今回は正式参加する男子チームがマンツーマンオンリー時代に入り徐々にですが結果が出てくる様子をお伝えします。

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マンツーマンディフェンスをミニバスの小学生に身につけさせるため

活動スタート当初は途方もなく遠く見えていたチームの勝利や勝ち上がりですが男女ともに
徐々に結果も出始めてきました。

数年間は活動もままならず全く勝てなかったチームですが
2016年からは15歳以下のマンツーマンディフェンス推進
いわゆるゾーンディフェンス禁止がスタートしました。

私自身もバスケの経験者ではありますが
このことを機に今一度マンツーマンディフェンスについて学び直しました。
書籍もたくさん読みました。
ネットの情報も見まくりました。

そもそもマンツーマンとはは何なのか?
なぜマンツーマンなのか?

自分をリセットし直すように一つ一つです。
自分の中でマンツーマンに対する信念のようなものが構築されていくようになりました。(勿論失敗もしながらです)

1線目のボールマンのディフェンス
2線目のディナイディフェンス
3線目のピストルディフェンス

オールコートディフェンスのメリットデメリット
ハーフコートディフェンスのメリットデメリット

新しい発見ばかりで今までいかに自分が経験者とはいえ知識もなく教えていたんだと恥ずかしい思いになりました。
ただ自分のことを信じてついてきてくれる選手と父母のためにも
チームにしっかりとアウトプットして積み上げていこうと思っていました。

今考えればマンツーマンについて勉強せざるを得ないラッキーな機会だったのかもしれません。

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コーチが身につけた知識は練習に反映

練習の内容もガラリと変わってきました。

強固なディフェンスにつなげるためのフットワークを多めにするようになりました。内容はいたって普通のフットワークです。ただし強度は高いです。

オフェンスは以前にもお伝えしましたがハンドリングとドリブルを中心です。
オフェンスレベルは高い状態ではありませんでしたがそれよりもディフェンス練習を優先して練習を重ねました。

単純な一見つまらないと思うような練習もありましたが
選手に「目標を見失わないように伝えては」繰り返させました。

ロースコアのミニバスゲーム

練習試合をしていくとゲームとしてはこちらの得点は頑張って30点台40点台。
ただ相手にも60点70点といった得点を取られるゲームも少なくなってきました。
大体40点台の失点。

ディフェンスに関してはかなりの手応えを掴んでいました。
オフェンスはある程度仕方がありません練習に割いている時間が少ないのですから。
練習試合で勝てるゲームも増えてきました。

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ミニバスの試合は何点取ればよいのか

ここでミニバスのゲームで
得点をどこまで取ればよいのかという事があるかと思います。
ミニバスは6分の4クォーターの24分間の試合時間になります。

県大会に行けばほとんど40点台のゲームになりますね。これは経験上間違いないです。

60点70点台で争うゲームはまずありません。
地区レベルではそういったゲームも見られるのですが県大会レベルではディフェンスが互いに強化されていますから自然とそういったゲームになってきます。

バスケはこの点数まで得点すれば勝ちといったゲーム形式ではありませんので
何点取るというよりも対戦相手より多くとるという考えの方が分かりやすいです。
したがって得点を取る考えと取られない考え。この二つを頭に入れておきたいですね。

一生懸命得点してもすぐに相手に得点されるではゲームとしての差がついていきません。

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バスケの格言 「オフェンスは水物」 「ディフェンスにはスランプなし」

またバスケで格言のようにある考え方なのですが
「オフェンスは水物」といわれ好不調の波が大きいとされています。
一方「ディフェンスにはスランプがない」といわれるほど安定しており波が少ないとされています。

ですからオフェンス中心にチームを作っていくよりもディフェンス中心にチームを作っていく方がより安定したゲームを進めていけるようになります。

私たちのチームも正にそうでした。
ディフェンスを中心にしていく考えで安定してチームを作っていくことができています。
ただ初めのうちは40点台に抑えても20点しか取れないといったゲームも多くありました。
ただこういったゲームを繰り返していくうちに子供達はディフェンスに対する意識が高まり
「ディフェンスはどこにも負けない!」
といった自身も湧いてきているように見えました。
オフェンスは反して弱々しいままでしたが。

「いや!バスケはオフェンス」といった信念を持っておられるかたもいるでしょうからそれはそれでよいと思います。
私の経験も是非参考にされてください。

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ミニバス大会で出た結果

ある年6年生が二人しかいないというようなチーム状況がありました。
その分5年生が試合に多く出ることになったのですが練習試合もたくさんできるようになっており
沢山経験を積んだという年がありました。

組み合わせによっては1回戦は勝てるといった状態でした。

公式戦初勝利の大チャンス

そしてついにそのチャンスが巡ってきたのです。
公式試合初勝利の大チャンスが。

ある公式の大会で組み合わせが終わり。
一回戦はいつも練習試合で勝っている仲良しチーム!
いざ大会!!

結果はなんとなんと惨敗!!

あろうことかコーチも選手も父母たちも次の2回戦のことばかり考えていたのです。
経験のないチームってホントもろいですね。。。

こうして公式戦初勝利の機会は終わってしまい次の年までお預けとなってしまうのです。

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まとめ

今回はマンツーマンディフェンスを学びなおすことで結果としてチームの強化とチームレガシーを身につけられた経験をお伝えさせていただきました。

成功ばかりではありませんので技術だけでなく経験も必要ですね。
覚悟があれば大丈夫です。私にだって出来たのですから。今回はここまでです。

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