ミニバスゼロ県日記~チーム立ち上げ ゼロから作るに至った経緯を紹介

ゼロから県大会スタートから現在

ゼロケンです。

今回は私がなぜ街に存在のなかったミニバスチームを立ち上げるに至ったのか。
当時の様子を交えながらお話ししたいと思います。

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ミニバス運営は思うように進まなかった 当時を振り返る

はじめに我がミニバスチームは正式に大会に参加するまで6年もかかってしまいます。
トホホの6年です。長いです!長すぎます!!小学校だったら卒業式です!!!

当時を振り返ると何故そんな状態を6年もやっていたのかなぜやり続けてこれたのかはっきり言うと分かりません。

でもその時その時のバスケットに興味を持ち集まってくる子供たちのためにしっかりと教えていこうという思いはありました。

キラキラした子供たちの瞳は人数の少なかった当時の子達も、環境の整った中で練習する今の子達も全く変わりありません。またこのブログのサブテーマ「覚悟があれば大丈夫」と一丁前に覚悟だけはありました。

かつての自分のように、まともなバスケットを教われずに取り組んでも可能性が広がらない。そんな思いを同じバスケットに取り組んでる街の後輩達にさせたくない。

せっかくやるならレベルの高いバスケットをしてほしい。君達の頑張る姿で少しでも私が味わえなかった育成年代の感情を埋めてほしい。
という思いもありました。


ただ当時は振り返る余裕も何もありませんでしたから1日1日取り組むしかありません。

仕事でも勉強でもなかなか結果の出ないことに取り組むのは大変ですよね。

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街では存在も認知もないミニバスケット

私の地元は以前流行ったいわゆる平成の大合併がありそのことを機に街ではNPO 法人の体育協会(今はスポーツ協会に名称も変わっています。)を作ることになりました。

いろいろな教室を作ることになりました。体操教室、ヨガ教室、ダンス教室等々。

そのような話を聞き私は地元になかったミニバスケットの普及をしていこうとミニバスケット教室を始めました。協会の方々も私の趣旨に賛同してくださり快く準備を手伝ってくださいました。

ミニバスで練習するために一番初めに用意したもの

この段階で用意したものです。スタートの資金は私にはありませんでしたが協会の教室ですから要望したものは用意してくれるようです。

ボールは20個ほど用意してくれました。中には低学年用の軽量ボールも3個ほど。それを入れておくためのボールかご。あとは元々あった街の名前入りのビブス。

私のイメージは順風満帆です。
立ち上げから男女人数が揃いユニフォームはピカピカ。
楽しいコーチ生活。。。のイメージです。

イメージだけは完璧だったのですが、現実はそうはならずスムーズに進みませんでした。というか全く進みまず6年を過ごしたわけですが。

なにせミニバスなんぞ存在すら知らない街の人たちですから全く集まって来ません。
ちょこっと体動かしてみようと体験練習に来てみる子がいても一か月と持ちません。

一回だけ体験会来てみただけなんてよくありました。

休憩の時間にイカのスルメかじりながら練習に来ていた子もいました。なぜイカ。。。

今現在のチームは30人ほどの仲間達と日々練習できています。当時を知る嫁が毎回すごく増えたね!と感心してくれます。毎日が幸せです。

でも今の子達はスタート当時のことなんて想像できないだろうなぁ。

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もう一つの問題は大事なゴールが高いまま・・・

また致命的な事が一つ。それは使用している体育館にはミニバス用のゴールがなかったんです。大人用の高いゴールしかなかったんです。

子供達が練習するも何せ初心者の子供たちですのでシュートは全く届かず。

バスケってシュートが入るから面白いんですよね。全然盛り上がらないんです!
毎回物足りないような様子でした。

数年間頼み込んだ待望のミニバス用のゴールは何と庭用!?

何年と人数が集まらない状況に体育協会も焦ったのか頼み続けていたミニバス用のゴールを用意してくださることに。

待ちに待ったゴールが届いたと体育館に飛んで行ってみると。。。
なんということでしょう~。

家の庭に置くような家庭用のゴール。。。屋内でのミニバス教室なのに家の庭のゴールですか。。。協会もミニバス分からなすぎです。

バックボードはプラスチック製で中が空洞。シュートすると全く跳ね返らず綺麗にリングにスポッと入るというか落ちていく。。。

レイアップシュートなんて決まったらカッコいいですね~。ボードにあてても跳ね返りませんが。。。
セットシュートなんて決まったらカッコいいですね~。野球のようにオーバースローで思いっきりボードにぶつけてはパチンコ玉のように下に落ちますが。。。

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ニ人ぼっちの教室

ある日練習に行ってみると時間になっても誰も来ない。
いないならいないで今日は練習無しにしてサラリーマンの貴重な休日をエンジョイしようと思っていたのですが。

ガタンと扉が開くと。
少し遅れて来たのは当時一番やる気のあった5年生の男の子一人。

せっかく来てくれたのだからと2時間ひたすら1on1。
はじめは余裕ぶっこいていたのですがやつもやつでなかなかやりやがる!

小学5年生相手に最後はガチのガチで真剣勝負!

よくやってたなあ!
俺もまだ社会人チームでバリバリに動けてたからなぁ。
ヘルニアやってアキレス腱切ってさすがに引退したけどなー。
ギブスしたまま教室続けたけどな~。

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まとめ

色んな事がありましたが何とか続けてこれたから今があります。
覚悟があれば大丈夫。私もできたんだから皆さんだってきっとできる。今回はここまでです。

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