ミニバスゼロケン日記~いよいよ晩秋の全国大会地区予選スタート

ゼロから県大会スタートから現在

ゼロケンです

前回は夏の県大会後の様変わりしたチームの様子をお伝えさせていただきました。
ミニバスゼロ県日記~夏の県大会後の様子

6年生にとって毎年最後となる公式な大会が冬の全国大会地区予選です。
地区の予選。
県大会。
ここを勝ち上がることで3月に行われる全国大会の県の代表が決まります。
同時に全国大会とほぼ同時期に開催されるブロック大会(我々は東北ブロック)の代表も決まります。

我がチームは前回お伝えした通りですが
チームとして最後の県大会。
立てた目標は「地区優勝そして県大会ベスト4」です!

ベスト4はいわゆる東北でのブロック大会出場です。
そして今や「夢物語」ではなく本当に手の届くところまで来ている実感。
それほどチームは完成に近づいています。

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地区予選のシード

我がチーム、地区予選は一回戦がシードです。
これは前回の県大会地区予選の成績をもとにした第3シードです。

第1シードの地区随一のライバルと逆ブロックならばシードの場所はどこでもよいと思っていました。

何せ目標は大前提の決勝進出
同地区のライバルを破っての地区優勝県大会出場


県大会からの戦いも頭の中でイメージできていました。
一つ一つ確認しながら地区予選を進めていく計画です。

たった一つの気がかりも奮い立たせる

ただ一つだけ気がかりなことが。。。

地区初戦の対戦相手が前回の地区予選でも対戦のあったチーム
ミニバスゼロ県日記~夏の県大会を決める!予選の様子

厳しいながらも県大会を決めた時のチームです。

心の片隅にある小さな不安。。。
無いと言えばウソになりますが、ここを破って一つ一つクリアしなければ次に進むことはできません。

いつも通りのゲームをすれば大丈夫という感覚です
いつも通りロースコアでもディフェンスを頑張るスタイル。
ギリギリ40点でも相手を30点台に抑え込む展開を目指します!!

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最後の大会の会場内はすさまじい熱気

毎年感じるのですが他のチームも含め
この最後の大会に臨む6年生の意気込みはすごいものを感じます。

父母も6年生までサポートしてきた最後の大会ですから応援もすさまじいです。
歓声もワンプレーワンプレーに一喜一憂です!

緊張の中ですが6年生のスパープレーも随所に見られます!!

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我がチームもいよいよ初戦を迎えます

会場内が異様な雰囲気を続ける中
我がチームも最終試合前の第7試合でようやく初戦です。

待ち時間長すぎです(+o+)

選手達はさすがに「大きな目標へのスタート」初戦で緊張の色が顔からはうかがえますが、今年沢山練習試合もこなしました。

事前の練習も完璧でやることも決まっています。何のも問題ありません!

いざゲームスタート

第1Q

やはり独特の雰囲気の中で重い展開。数々のビックシュートを決めてきた我がチームのエースも簡単なノーマークのレイアップを外してしまいます。

選手達の緊張感も大変なものだろうなと思いながら最後の大会は心に決めていた「励ますことを忘れず!」

1クォーター終わって8-6
やはりロースコアですがリードです。

お互いがディフェンシブなチームもあり思うように噛み合わないといった印象です。
それでもロースコアはうちのペースです!

ここからお互い一気にペースダウン

第2Q

ここからゲームはチーム史上に残るペースダウンです。

お互いが全くシュートが決まりません。
というよりディフェンスがお互い効いているため全く点数を取れません。

第2Qの得点は

何と
3-2です!!

前半を終えて
11-8。。。
前半を終わってです
1Q終えてではありません。1,2Q合計です!!!

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ハーフタイム

こちらがイメージしているギリギリ40点に乗せるロースコアどころではありません!
お互い30点取れるのかどうかといったペースになっていると感じました。

ベンチに戻ってきた選手たちは思うようにいかない様子でうつむき加減ですが、それは相手も同じです。
相手なんて8点しか取れていないのですから。

会場内も「このゲーム何なんだ!?何この点数!?」
といった不思議な雰囲気でいてしかも重苦しいといった

息も詰まるような状態がずっと続いています。「息詰まるって本当に詰まるんですね(+o+)

「どんなゲームであってもやることは変わらない!自分たちを信じてディフェンスを頑張って!後半のベスメンになってエンジンをかけていけば大丈夫!」
選手を励ましてベンチから送り出し

いよいよ後半のスタートです!!

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激闘の後半

第3Q

後半に入り動きは元に戻りつつあると感じていました。

展開は同じようではありましたが肝心なところでシュートを押し込みます!
要所要所で得点し第3Qが終わり

18-13
5点のリードに広がりました。
18対13って見たことないわ。。。。。

最終クオーター

いよいよ決着の第4Q

現在は5点のリード。
この展開ですから5点はかなりのリードです。
気の緩みもなくスタートしたのですが

ゲームが動き出します。

こちらのシュートが相変わらず決まらない中
相手の一番身長の大きい選手。
170はある大男です!(これ以降巨人くんと私は呼ぶように)
我々のセンターより頭一つ大きい!というか地区で一番大きい!!

徹底してボールを集め出します。
一本二本とシュートを決められ20-19に詰められます!
「デカい!!!」

いよいよ一点差!!
残り2:20相手チームが最後のタイムアウトです!!

残り2:20

残り時間は2:20
スコアは20-19

もうここまで来たら40点台とか30点台とかありません!!
「あと一、二本決めた方が勝ちです!!」

「1点とはいえリードしているのはコチラ。始めから一度もリードは奪われていません。ペースはコチラなんだ!!!」

相手の(巨人くん)は「4ファール」相手も崖っぷちです!!

残り1分を切って

相手のタイムアウト明け

すぐに我がチームのエースがミドルジャンパーと沈めます!
スコアは22-19
3点リード!

よし!
次のターンで(巨人くん)沈めます!

スコアは22-21
また戻って一点差!

ゲームはいよいよ1分を切ります

はっきり言うと、一点差のゲームなんて何度も経験してきましたから。
想定内です。

こちらのターン。
ここでサイドに出たボール。
こちらのガードが、ショットクロックを見誤ってしまいます!

「打て打て!」
慌てて打ったシュートは外れ相手のターン。
ショットクロックって大事ですよ!!

残り時間は40秒

相手のオフェンスですが
ゲームの残り時間は40秒

これを抑えればほぼ勝ちが見えてきます。
この異様なゲームも最後までこちらのリードのまま来ました。
「これを抑えたらストーリング(時間切れまでボールをまわす。)」

相手も徹底的にインサイド!
相手ももうそれしか手が無い状態。
次の(巨人くん)のファールはすなわち「退場です!」

インサイドにボールが入り「ターンシュート!!」

「ピーッ!!!!!」

何とシュートファールです!印象としては「あれファールなの!!???」ですが
審判が言うのですから絶対です。

しかしフリースローです!
残り時間は25秒

巨人くんが2本落としたら勝ちが見えてくる。
1本落としたら延長がみえてくる。
0本つまり2本決められたら「逆転される!」です!

ザ・ショット

このフリースロー。。。

一本目が。。。
決まってしまいます。これで同点!

そして2本目は。。。
これも決まってしまいます!(巨人くん実はシュートタッチもキレイなんです)

この時間帯でついに逆転されてしまうのです!!!
スタートから今までリードし続けていたのに残り25秒で逆転されます!


ただ焦る必要はありません
残り25秒でマイボール
当時は30秒ショットクロックですからこちらのボールポゼッションで終了です。

新人戦からの戦いから散々クロスゲームは経験してきました。
選手も慌てる様子はありません。。。

「相手のファールがあっても4ファールでこちらのフリースロー」
いつものフォーメーションをセット
相手もファールすらできません。

ゴール付近まで運んだこちらのシュートが。。。
外れてしまいます(+o+)

まだまだ時間は残ってる!
リバウンドボールはヘルドボールに!



ポゼッションアロー、矢印は。。。



こちら側!!!
ゲーム時間は残り7秒。



ここで残していたタイムアウトを請求
我慢して我慢してタイムアウト残しておいてよかった(+o+)

最後のタイムアウト

ボールはリング横のエンドスローです
ほんの2,3メートル先にあるゴール。

ベンチに戻ってくる選手達ですが、さすがに動揺した様子でした。
何せ「残り25秒までリードしていた」展開ですから。
ここまで来たら泣いても笑っても最後のワンプレー。

エンドスローのフォーメーションを指示し
「今まで君たちは幾度となく厳しい戦いを経験してきた。今回も大丈夫。自分たちを最後まで信じて集中していこう」と声掛け。
大会の初めに心に決めた「今大会最後まで励ます」を忘れずに。

ゲーム再開です

残り7秒エンドスロー

ボールが審判から渡されてフォーメーション通り
エースにボールが渡りショートコーナー付近

シュートは。。。


はずれます!
リバウンドは相手に!

「ピーッ!!!」
試合終了の笛

ファイナルスコアは 22-23 !!!

リザルト

6年生にとって最後となる公式な大会

地区の予選


目標の地区優勝そして県大会ベスト4



今大会の地区予選の初戦でなんと敗退してしまったのです!!

びっくりです!びっくりすぎます!!
ショックです!ショックすぎます!!
私も一瞬何が目の前で起こっているのか理解できませんでした。

相手コートは歓喜の渦!
会場内のギャリーもまさか!といったリアクション!!

コチラの選手たちは試合終了の挨拶も出来ずにコートで泣き崩れてしまいました。
応援の父母たちも応援席から立ち上がりずにいました。

私自身もありえない光景が目の前に広がりどう処理していいのか分からない状態でした。

幾多の練習試合を重ね修羅場もくぐっててきたチームですが40点のロースコアをはるかに凌駕する20点台前半のロースコアゲーム。

私もここまでのゲームは想定できませんでした。
重苦しい雰囲気、展開がボクシングのジャブのように選手たちを精神的に追い込んでいった。そのような感じがします。

そしてこの対戦相手

このまま地区で優勝してしまうのです!

さらに県大会を勝ち上がり我々の目標だった「県大会ベスト4」を成し遂げブロック大会まで進んでしまったのです!

結果的に振り返るとゲーム自体はディフェンシブでしたが
非常にレベルの高いものだったと振り返ることができます。

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いよいよ晩秋の全国大会地区予選スタートのまとめ

今回は全国大会地区予選スタートについてお伝えさせていただきました。
スタートとはいえ6年生の最後の大会が終了した様子となってしまいましたが。
次回はチームのその後についてお伝えさえていただきますね。

ゼロケンの過去のバスケ理論練習についての記事はこちら⇊
カテゴリ:練習と理論
存在皆無のゼロの状態から県大会を叶えた記事はこちら⇊
カテゴリ:ゼロから県大会

覚悟があれば大丈夫です。私にだって出来たのですから。今回はここまでです。

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