ミニバス リスク軽減のコアトレ/体幹トレーニングU12バスケットボール

練習メニュー理論練習と理論

スポーツにおけるウエイトトレーニングは欠かせないものであるが
動的なウエイトトレーニングには怪我のリスクが伴う。
特にミニバス期であるジュニア期は骨の形成が完了おらず
繰り返しのトレーニングにはケガ、障害のリスクが伴う。

今回お勧めするコアトレ体幹トレーニングを説明し
リスク軽減のトレーニング
また現代で注目されている体幹、インナーマッスルを鍛えることを認識してほしい。

ゼロケンです
私は40半ばの中年オヤジですが
小中学校の部活のウエイトトレーニングといえば
腕立て伏せ、腹筋、背筋の御三家登場!

来る日も来る日も繰り返しの動作。

これが常識だったのですが現代はこの繰り返すと
怪我という観点でかなりのリスクがあるということが分かってきました(+o+)

今回この記事をご覧いただくことで

1:現代求められているウェイトトレーニングはこの繰り返しをしないトレーニング
2:おすすめするウエイトトレーニングは自重を使ったコアトレーニング
3:怪我のリスクを軽減するというだけでなく現在注目されているインナーマッスルを鍛えることで体幹が安定しスポーツパフォーマンスを飛躍的に向上させる

が認識できますので出非最後までご覧ください。

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繰り返しのウエイトトレーニングのリスク

一昔の時代と違い現代はコンピューター時代で
すべてデジタル社会ですから
これがもととなりスポーツトレーニングも様々な発展を遂げています。

「練習中は水飲むな!」
「夏の体育館は窓を閉め切って熱さになれろ!」


などしていたらその方はおそらく浦島太郎さんでしょうね。

ウエイトトレーニングに関しても様々な研修が進み
特に腹筋に関しては細い骨の集合体である
脊椎を繰り返し動かしていくというのにはかなりのリスクがあり

その時期だけでなく
大人になった時の腰痛の原因を引き起こす可能性もあることが分かってきています。

「その腰痛。。。子供の時の腹筋の成果もしれません!!」

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成長期の骨の状態

特にジュニア期は骨の形成が完了していませんので
成人と比べて繰り返しのトレーニングにはケガ、障害のリスクが高くなります。

ところで皆さんは「骨端線」というのは聞いたことがありますか?

参考:膝の骨端線(成長線) | 西新宿整形外科クリニック 


向かって右側は15才ですがいわゆる一般的な大人の大腿部分の骨のイメージです。
(若干成長途中ですが比較のためご理解ください)
かたや左側のイメージですが
「これって骨折しているの?」
と思ってしまう方もおられると思います。

実はこれは正常の状態の画像です!

いわゆる端っこの骨の部分「骨端」の部分が
成長途中のため固まっておらず
まだまだ柔らかい軟骨のような状態です
このようなじょうたいをレントゲンで撮ると端っこの部分が線のように見える。

ですので骨端線と呼ばれます!

小学生がスポーツをしていて何かあったらすぐ骨折をしますよね
これは大人と違って骨の形成が完了していないため何かあるとひびが入ったり
「ポキっと」いってしまいます。

私のコーチの経験上チームのレベルが高く
練習試合や大会も激しいものとなってくると
すぐに「ポキっと」いきますね(+o+)
大会前にしょっちゅうですが。。。
怪我も早いですが逆に治るのも早くちょっとした骨折と診断されたものでも2~3週間すると
すぐに練習に復帰できたりするケースが多いです
大人の骨折なんて大けがですけどね。
ジュニア期と成人のけがの認識も別にしておかないといけませんね。

それだけ
ジュニア期のトレーニングは気を配らないといけないという事ですね。

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注目されている体幹トレーニング「コアトレ」

そこで今注目されている
繰り返しの運動をしないトレーニングが
体幹トレーニング(コアトレーニング)というものです。
静的ウエイトトレーニングですね。

これによりジュニア期の骨端部分を繰り返し動かすリスクが軽減します!!

また現代のデジタル社会で研究が進み
この「体幹」を鍛える事はスポーツパフォーマンスにおいて重要で

アンバランスに「手、脚」だけ鍛えてしまっては
かえって体幹とのバランスが崩れ
パフォーマンスそのものが低いものとなってしまう事がわかってきました。


本格的なウエイトトレーニングは「骨の成長が終わった成人期から始める」
「ジュニア期はなるべくリスク軽減を考慮したトレーニング」が重要!
と覚えておいてください。

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コアトレの簡単なメニュー紹介

今回ご紹介するものですが
私はミニバスコーチですので教えている対象は小学生です。
ですので
「小学生でも早く理解できる簡単で単純なもの」
を念頭にメニューを作成しています。
これが中学生、高校生になれば色んな要素を「複合化したり、複雑化したり」
より高度なものにアレンジしてもらえばよいと思います。
(例えばドリブルを片手でさせながらなど)
それではご紹介していきましょう。

ワイドプッシュ基本的なパターン

始めに基本形です
床に対して手のひら、足をつき
身体をまっすぐに15秒から20秒キープします

ポイントは全てをまっすぐなので頭もまっすぐです
背中が丸まったり、
逆にお腹が落ちてしまってはいけません

「一直線」をキープです。

「繰り返しの腕立て伏せ」がトレーニングと刷り込まれている世代には
「これでいいの?」「トレーニングになるの?」と思う方もいるとおもいますが

実践してみるとわかりますが「わりとハードです!!」
ポイントの「一直線」が非常に重要で
ここでお腹が落ちてしまう人は腹筋がっきんが弱いなど自身の弱い筋力がもろに出てきますので
まんべんなく鍛えていってくださいね。

ワイドプッシュ、フロントブリッジ

肘をつくパターン
悪い例
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サイドブリッジ

サイドブリッジ
サイドブリッジ発展型
ドリブルを入れて

ヒップレイズ

ヒップレイズ
脊椎を動かさない腹筋

ロータリー

ロータリー
ニーアップ
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リスク軽減のコアトレ 体幹トレーニングのまとめ

いかがだったでしょうか?
今注目のインナーマッスルを鍛えスキルだけでなく
身体能力も向上させる立派なアスリートを目指してくださいね。
覚悟があれば大丈夫です。私にだって出来たのですから。
今回はここまでです。

———リンク紹介———

ゼロケンの過去のバスケ理論練習についての記事はこちら⇊
カテゴリ:練習と理論
存在皆無のゼロの状態から県大会を叶えた記事はこちら⇊
カテゴリ:ゼロから県大会

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