ミニバス 心理テストから大人と子供で違う見え方/子供目線で育成 ミニバスケットボールU12

戦略メンタル的理論練習と理論

ミニバスにおいて選手を育成する際に注意したいこと。
選手から見えているものと指導する側から見えているものは必ずしも同じではない。

この事を頭に置いて選手と接して行くことが大事なことをお伝えする記事。

ゼロケンです
私がコーチをしているときに心掛けていることですが
コーチ目線でのミニバスの見え方と
選手目線でのミニバスの見え方は必ずしも同じではない
ということです。

後半には簡単な心理テストもありますので閲覧注意でご覧くださいね!

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ナインドットテスト 簡単なテストで説明

ナインドットテスト

皆さんはこのテスト行ったことありますか?
ナインドットテスト

というものです。
やったことあるよ!

という方はスルーして次に飛んでください。

なぜこのテストをご紹介するかというと。。。

意図はあるのですが、まずは皆さんこのテストに取り組んでみてください。
ここには9個の(ドット)が3×3の状態で並んでいます。

やっていただきたいことですが
ペンを使って、この9個のドットを一筆書きの要領で全て通過させてください。

いいですか~っ!
ルールは2つだけです。

1:4画で全てのドットを通過させる(回だけ)曲がることができるですね!
始まりと終わりはつなげる必要はありません。
2:一度通過したドットを2回通過してはいけません。

間違った回答例として

これだと5画

例えばこんな感じですが

これだと4画ではなく最終的に5画になってしまいますね。

これは不正解です。

同じドットに2回通過

こちらも不正解の例

同じドットを2回通過してしまうパターン。

こちらも不正解です。

レディ。。。GO!!

では準備はよいですか?

今一度
ルールは2つだけですからね!

それでは始めてください!!

シンキングタイム!

サン!!!

ニィ!!

イチィ~!

それでは回答です!!

うまくできましたか?

それでは解答です!

回答は他にもあると思いますがこんな感じになります。

「えーっ!ずるいこんな感じかよ!ルール違反だよ」
「飛び出していい!とか聞いてねーし!」
という方もおられると思います。

念を押して私。。。
初めに言いましたが。。。
ルールは2つだけです!
言いましたね。

私も初めはまんまと引っかかってしまいました。

私がこのテスト受けに行ったときにはこんな意見もありました。
「そんなこと言うなら3画だってできるよ!」
「ルールがないなら地球3周ぐらいしたら0画だよ!」

という方もいました。

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もう一つの心理テスト ロールシャッハテスト

もう一つはこれは有名な心理テストですがロールシャッハテストというものです。

こちらはシンキングタイムはありませんので順番に読み進めてください。

テストの説明

コチラの何なのかよくわからない絵。。。

少しグロい感じがしますが、ホラーとかではありませんのでご心配なく

こぼしたインクを左右対称にしたものです。

皆さんこの絵はどういったふうに見えますか?

私にはこんな風に見えました。
巨大な怪獣を下から見ている感じ。。。
何せ私昭和の仮面ライダー世代ですので!

 

ただこの見え方。。。皆怪獣に見えたわけではないですよね!?

中には他のものに見えた人がいると思います。
うちの息子に見せたところ

サソリとクモに見えたとのこと。

人によって見え方は違う

こちらのテストに模範となる回答はありません。

心理学者の専門のカウンセラーによって
どこがどう見えたといった回答をもとにその人の心理状態を評価しようとするテストです。

ここで私が言いたいことは

こういった心理テストのように
ミニバスにおいても
「自分の見えているものというのは全ての人が同じように見えているとは限らない」
ということです。

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実際のミニバスの場面で

少しイメージしてください!

バスケットでクロスゲーム
フリースローの場面になった時どう思いますか?

・緊張していやだと思う人
・ドキドキするけど楽しいと思う人

がいるかもしれません。

他にも

・ボールマンはここでパスを出したい
・もらう側のプレーヤはまさか自分に来るとは思っていない

といった場面もあると思います。

コーチが当たり前にわかっていると思っていることが選手は分かっていない時がある。
コーチが見えているものが選手が見えていないものもある。

私も自分の息子が何を考えているのか分からない時があります。
嫁が何で切れているのか分からないときもあります。

身内ですらそうなのですから
・たかがバスケットで繋がっているチームメイトは他人同士ですから尚更ですね。

叫んでいるコーチ

試合の会場に行くとゲームの最中
「なんでわからないんだ何で出来ないんだ~!」
と叫んでいるコーチを見かけます。

育成年代の選手は
コーチが思っているほど完璧になんて理解していないですね!

育成に関わるのであれば
ここまではできるだろうという担保は
「ここまではできた」と練習で感じるコーチの確信

ですね!

この確信を積み上げられれば
コーチの思い描くゲームを展開することが出来てくるようになってきます。

ゲームを行うのは選手
ミニバスでは小学生
ですのでコーチが思い描いたものをゲームでプレイできるようにさせるまでがコーチの仕事ですね。

怒って終わり叫んで終わりはコーチが途中で諦めている姿。
コーチは我慢が必要ですね。

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心理テストから考える色んな見方考え方

今回心理テストを通して

人は常識や既成概念の中だけで物事を見ようとしても見えないことがある。
時にはルールや常識を破って取り組むことが成功につながることだってある。

また指導に携わるならば
選手の可能性を決めつけて指導してはいけない

という事が言えます。

この子はできないからとか決めつけてはいけない。

指導する側が今まで学んだことがバスケの全てではありません。

コーチは常に新しいことをインプットして頭の中をアップデートさせて常に最新のバスケットを理解する。
その上で自分の現場に照らし合わせて練習メニューやゲームにアウトプットしていく。
この作業が大事ですね。

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まとめ

今回は同じ場所にいても見え方が違うものがあるといったことをお伝えさせていただきました。

自身の学んだもの自体が、考えがかえって古くなってしまってることもある。
コーチングの仕方も日々研究がなされ小学生相手でも技術だけでなくメンタルの観点からもコーチングスキルとして身につけなければいけない時代になってきています。

覚悟があれば大丈夫です。だって私だって出来たんですから。今回はここまでです。

———リンク紹介———

ゼロケンの過去のバスケ理論練習についての記事はこちら⇊
カテゴリ:練習と理論
存在皆無のゼロの状態から県大会を叶えた記事はこちら⇊
カテゴリ:ゼロから県大会

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