ゼロケンです
皆さんはミニバスのゲーム中うまいドリブルをする選手を見ていて「この子センスあるなぁ」と思う時がありますよね。
うまく言葉で言えないけどもセンスのある動き。
これって何なんでしょうね。
実はセンスを感じるポイントがいくつかあります。
今回の記事をご覧いただくことで
センスのあるドリブルの動きについて理解できる。
センスのポイントを頭に入れてドリブル練習できる。
身につけた際にはまわりから「あいつセンスあるなー」と一目置かれる。
となりますので是非ご覧くださいね。
同じドリブルでもセンスを感じる人
前回はドリブルのポイントについてお伝えさせていただきました。
【ミニバス】自宅で出来るドリブル練習のポイントを解説 4種類を覚える
次の段階としては
別の要素と組み合わせていく ことになります。
ドリブルは強くつく |
フットワークと組み合わせられる |
リズム感がある |
身体を倒せる |
フェイスアップができる |
次からは一つずつ説明していきます。
ドリブルは強くつく
ボールを強くつくことによって物理的な要素で当然床からの跳ね返りが早くなります。
これによって手から離れている時間はより短くなるということです 。
手から離れている時間は相手もボールに触れるチャンスの時間になりますから単純にスティールになるリスクが低くなるといえますね。
また強くつくことによってボールが手の平に吸い付く時間が長くなります。
よりボールコントロールもしやすくなります。
ドリブルとフットワークと組み合わせられる
マッチアップの相手を抜き去るという動作はフットワークが鍵となります。
スライドステップを使ったフローティング
縦足を作るロードステップ
急激なストップなどと一緒に身につけていくことが大事です。
相手を抜くということですが
ドリブルを仕掛けることで相手との位置関係を逆にするということ。
足を使って位置を入れ替えれる駆け引きをしないといけません。
いくらドリブルをついても相手の位置関係を逆転させない限りは相手がゴールライン上に居続けるということになります。
ドリブルにリズム感がある
リズム感がいい人もセンスのある動きに見えます。
私たちのチームも音楽を使ったリズムトレーニングや実際のヒップホップダンス、音楽をかけながらのドリブル練習など色々やっています 。
またメリハリがある動きもリズム感と同様です。
野球の投球術のようにスローボールと速球のような緩急ですね。
これを身体全体で行える人がセンスのある動きに見えます。
以下の動画なんかいいですね!!
ドリブルしながら身体を倒せる
上体を倒しながらドリブルできる人もセンスを感じますね。
どんな場面でも身体をまっすぐに起こしてしかドリブルできないとプレッシャーがかけられた場面ではミスの確率が上がります。
時には身体を起こしてスピードあるドリブル。
時には上体をうまく倒してボールをガードしながらドリブルをつけるのもセンスを感じるポイントです。
ドリブルをしながらフェイスアップができる
ドリブルをしながら顔をあげて状況判断ができる。これもセンスを感じるドリブルです。
ドリブルをしたのはよいがボールを見たままで下向きになり状況判断が出来ずディフェンスに囲まれてしまう。
ミニバスでは特にある場面です。
ボールハンドリングに優れボールをつきながらでも前を見て状況判断をしながらドリブルすることもセンスを感じます。
バスケのセンスだけでなくスポーツ選手としてのセンスが注目される
ここで育成年代のスポーツ文化も変わりつつある話です。
昔は日本のスポーツ文化というのは同じ競技を幼い時からやり続けるというのが美学みたいなものがありました。 海外では色んなスポーツをして最終的に自分が決めた競技を選ぶというような考えが多いです。
同じ種目をずっとやるのではなく小さい時にいろんな競技やいろんな運動しておこうという考えです。
日本も遅ればせながらその考えが注目されてきており良いことだと思います。
バスケにおいてはコーディネーショントレーニングが注目され、ただボールをダムダムやるだけは古い考えになりつつあります。
ただこのコーディネーショントレーニングも唯一効果の実証、評価がしづらいという意見があり導入に踏み出せていないところもあるようです。 成果が目に見えてわかりづらいのですね。
ただ学術的に見ても最終的なパフォーマンスの到達点が高くなることが証明されています。
ミニバスでも低学年の時は色々な遊びの中でトレーニングしていこうという考えになってきていますので是非チャレンジしていってください。
まとめ
今回はミニバスのドリブルをしている選手に「センスを感じる」瞬間をお伝えさせていただきました。
是非意識して練習に取り組み逆にあの選手「センスあるなー!」と思われるようになってくださいね。
ドリブルだけでなくミートの技術なども大事ですのでこちらも是非ご覧くださいね。
【ミニバス】自宅練習で習得可能な技術紹介 初心者用の練習~ボールミートの解説からトリプルスレットまで~
覚悟があれば大丈夫です。私にだって出来たのですから。今回はここまでです。