ゼロケンです
前回は男子チームが練習試合を除いた公式大会初勝利を逃してしまった様子をお伝えしました。
【ミニバス】マンツーマンディフェンスに取り組み最大のチャンス
今回は2人の6年生が引退し経験を積んだ5年生達が新人戦を迎える様子をお伝えさせていただきます。
新人戦で当初の目標を達成
一番最初に立てた目標は「まず地区大会でベスト4になろう」ということでした 。
最後は何とかベスト4!!を達成できたのですが何せ男子は公式戦未勝利チーム。
ベスト4!と掲げてみたものの、なったことも見たこともないチームですので大会そのものを手探りで進めるしかありません。
勝った事のないチームが「一つ勝つ」という事は本当に大変です。本当に。。
組み合わせも決まり自チームの分析から
新人大会の組み合わせ会議はすでに終了し組み合わせも決まりました。
全チームシードはない状態ですしわかっていることは前評判ぐらいです。
大会の準備といっても手探りです。勿論今までだって準備はして試合に臨んでいましたが「一つでもいいから勝つ」と「ベスト4まで勝ち上がる」は違います。
今になって思えば「大会だからと変わることはない。普段と何も変わらず一つ一つ勝つ」と自信をもって言えるのですが当時は全てが未知の領域でした。
わかっているといえることは負け続けながらも今までの試合の経験であり身についたコーチとしての嗅覚です。これぐらいを信じるしかない状態でした。
しかもプレーするのは自分自身ではなく生まれてこの方大会で勝ったことがない小学生達です。
まだ自分がプレーする方が楽ですね。
コーチは選手にさせることが役目ですから。
またバスケの勉強をすればするほど自分自身の持つ浅い知識に愕然としてしまうばかりで少しだけつかんだディフェンスの自信しか持てない状況でした。 バスケは奥が深い深い。。。
戦略と戦術と作戦
ここで戦術と戦略と作戦について私が当時勉強したことをお伝えしますね。
主に戦争で用いられていたものですが今ではビジネスでも組織には必須のスキルですのでしっかりと理解してくださいね。
ここはゼロケンの経験上しっかりと分けて考えた方がよいです。
戦略は戦役全体での勝利を収める為に指導する術策。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
戦術は戦場において実際に敵に勝利するために戦闘部隊を指揮統制する術策。
両者ともに目標達成の手段という共通の性質を持ち
戦略は大局的な観点であり戦略上の都合によって採りうる戦術に制約が生じることはありうる。
戦略と戦術が上下関係に属していることと関係し
戦術家としての役割を担う下級指揮官は一定の条件下で与えられた任務を達成するために判断すればよい
戦略を担う高級指揮官は下級指揮官に任務を与える場合に必要な戦力を与えなければならず、また常に全体的な状況を把握して指導することが重要
作戦とは戦略や戦術を実施することを言う。(より具体的に言えば)
作戦目標を達成するための部隊の一連の戦闘行動である。
特定の方面における一連の作戦の集合を総じて英語ではcampaign(キャンペイン)と言いう。
私たちがよく使っているキャンペーンってよく見たら作戦だったんですね。
ミニバスでいえば
戦略は全体を仕切る 戦術は一部を仕切る 作戦はプレーヤが行動する |
になりますね。
大会までのプロセスは失敗
実はこの新人戦の少し前にカップ戦(非公式の交流戦)がありました。
目標達成の前段階として勝ちあがっていくことを前提に臨んだのですが何と初戦で負けてしまうということがありました。
何か前記事でも経験した気がするのですが。一つ勝つってホント大変です。。。
選手は何がないって自信がない
これは今になればよくわかるのですが選手たちが何がないって自信がないんですね。
勝った経験がないし、勝てると思っても負けた経験しかしていないのですから仕方無いですね。
1プレイ1プレイで一喜一憂してしまいます。
オフェンスがうまくいかないとディフェンスまで引きずる。
試合なんてうまくいかないことのほうが多いんですけど精神的に我慢できないんですね。
ここら辺は強豪は強いですね。淡々とやりますからチームレガシーの賜物です。
そういったスパイラルが積み重なって負けてしまったのです。
本番前の良い経験
ただこの結果は幸い前哨戦です。
経験したことは
・ゲームはやってみないとわからない ・油断をしてるわけではないが実際の試合になるといかない場面が出てくる ・ゲームを通じての我慢が必要。 |
すなわち唯一自信が持てるディフェンスをチーム戦略に置いて戦って行こう。
オフェンスは元々うまくできないんだから多くは求めず我慢。
本番前に短い間ですが修正をしました。
何せ勝とうと思っても勝てないのですから一つ一つ慎重にです。
いざ本番の新人戦
いざ本番となるのですが前回の失敗は全員頭にありますから油断や気の緩みもなく慎重です。
うまくいかない時もありますが逆にそれが当たり前。
さらにゲームの中で修正しながら進めていくというようなこともできました。
勝ち進んでいくという経験はありませんから毎試合毎試合選手もコーチも親だってドキドキでしたが
「ようやくチーム公式戦初勝利です!!」
いつものことですが
ここまで9年かかりました(*´Д`)
目標のベスト4
そして順調に勝ち上がりベスト4まで進むことができました。
私自身も勝ち進む初めての経験ですし嬉しかったのですが
ベスト4まで行くと会場は最終日ということで会場は独特の雰囲気がありますね。
まんまと未経験の雰囲気に飲まれたような形で準決勝は思うようにゲームをめることができませんでした。
最後の場面は残り5秒で一点負け。
相手がファールをしてしまいチームペナルティーのツーショットの状況です。
二本決めれば勝ち!!
一本でほぼ延長!
二本外して負け。
バスケットの一番面白い場面でした。
シュートは2本外れてしまいこうして男子チームの奮闘は一旦終了しました。
おぼろげながら見えた次の目標
この時に思い描いたのが夏に訪れる県大会という舞台の出場権でした。
おぼろげながら見え始めたゼロから県大会という舞台です。
まとめ
今回は新人戦の目標達成からブログテーマの
ゼロから県大会を目指す。
次なる目標を目指していくところまでお伝えさせていただきました。
しかしバスケって一つ勝つことが本当に大変ですね。
覚悟があれば大丈夫です。私にだって出来たのですから。今回はここまでです。