ミニバスバスケ/得点パターン期待値を考える 試合中のシュートやプレー

戦略メンタル的理論練習と理論

バスケの期待値を考えミニバスにどのように取り入れるか考えていきます。

ゼロケンです

今回はバスケにおける期待値を解説し、さらにミニバスにおいて効果的な期待値の考え方についてお伝えさせていただきます。

ごちらをご覧頂く事によって

1:バスケにおける期待値を理解できる
2:情報化社会の中で優先される得点パターンを把握できる
3:コーチが期待する得点パターンをプレーヤーが理解できる
4:実際のゲームで勝つ可能性を高められる

ですので是非最後までご覧になってください。

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期待値を解説

バスケットにおいてプロのゲームや国際大会でもでも「期待値」というキーワードが使われ、一般的にメジャーな言葉になりつつあります。

期待値とはどういったものなのかですがバスケットには様々な得点パターンあります。一般的にはゴールから離れることでシュート確率も下がってきます。

ですが実際の得点とシュート確率を合わせて考えることでトータルの得点効率はどれぐらいになるかという考えになります。

実際に計算してみます!

例えばフリースローの場面
チーム全体ではシュート確率70%
これを期待値にすると2本のフリースローですから
2×0.7=1.4になります。

スリーポイントシュートはどうでしょう
チーム全体ではシュート確率30%
3×0.3=0.9になります。

ミドルシュートジャンパーは
チーム全体ではシュート確率40%
2×0.4=0.8になります。

確率はミドルシュートジャンパーのほうが高いですが期待値で見るとスリーのほうが0.1ですが高いことになります。
試合全体で見ると期待値の高いスリーのほうが効率の良い得点パターンなのだとなります。

これが期待値です。
こうやって考えるとフリースローの期待値がいかに高いものなのかわかりますね!

さらに細かく

さらに細かなプレーを考えてみます。

同じ2得点ですが
ミドルシュートジャンパーは40%で0.8

レイアップシュートをチーム全体で70%で決めれるとしたら1.4です!!
ゴール下のオフェンスリバンドからの押し込みを50%で決めれたら1.0です!!

同じ2得点でも期待値が違うことが分かります。

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プロや国際大会でも顕著に期待値

こういった考え方から今の NBA や国際ゲームはスリーポイントシュートがとても多くなってきています。

あるデータではシュートの場所の分布を見ると3ポイントが10年前と比べて格段に増えていることが分かっています。

もう一つ増えているプレー

スリーも確かに増えているのですが逆にゴール下のシュートも増えていること分かってきています。
どういうことかというとスリーポイント打つことによってディフェンスが外に広がり逆にゴール下も打つ機会が増えたということです。

極端にミドルシュートジャンパーのプレイが減っていることが分かっています。
外で打つのか中でプレイするのかがはっきりしてきてミドルシュート(ペリメーターシュート)が減っている。

これは期待値という概念でミドルのシュートは期待値が低いために減ってきているということになります。

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ミニバスに当てはめていく

そこでミニバスに当てはめていくとなるかということです。
当然ですがミニバスには3ポイントがありません。

ですから期待値を頭に入れて考えるとフリースローが一番期待値が高いことになります。
次いで同じ2得点の中でもレイアップシュートとゴール下のプレイ。
次いでミドルシュートになります。

数値で表すまでもなくゲームを見ると意識無意識にかかわらずそういったプレイになっていますので体感で感じている人もおられると思います。
数値で考えても間違いないという事です。

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同じプレーだけでもいけない

ただ プロのゲーム や国際ゲームではスリーも

1:入れるために打つという側面
2:インサイドのスペースを作るためにスリーを打つと言う側面

の両方あります。
インサイドの確率を上げるためにアウトサイドのプレーも見せておく。

ですからミニバスにおいても常にインサイドゴール下のプレイばかりしているとディフェンスはかえってインサイドばかりを守るようになります。
シュート確率の高いはずのプレーそのものの確率が下がってしまい結果的に期待値が下がってしまうということになってしまいます。

ですのでプレイの中で適度に「アウトサイドのプレーを入れていく、見せていく」ことが期待値を上げるには有効になってきます。

具体的には

具体的にはシュートの得意な選手を一人二人ピックアップしてその人用のフォーメーションを準備しておくのが良いと思います。

1:エンドスローで一つ作っておく
2:インサイドの失敗が続いたときに一つ広げるプレーを作っておく

そのシュートで得点することも目的なのですがそのプレーを一つ見せることによってディフェンスが広がり逆にインサイドが攻めやすくなる、確率が上がってくることも目的になります。

そのプレーは得点できなかったが次のインサイドのオフェンスがしやすくなるということになります。

是非ひとつふたつパターンを持っておいて欲しいと思います。

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今一度ゴール付近

今一度ですが当然ゴール付近のシュートの期待値が高いわけですから

優先されるプレーは速攻からのレイアップ。
オフェンスリバウンドからゴール下の押し込むシュート。
ドライブからのレイアップ。
これらはバスケットカウントの期待できますね。

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まとめ

今回はバスケにおける期待値を考えさらにミニバスに置いての期待値についても考えてみました。

勿論オフェンスだけ考えるのではなくディフェンスの面からも期待値が出てくるのですがまた別の記事にさせていただきます。

ミニバスにおける試合の考え方などは他にも記事がある増すので是非ご覧になってください。
【ミニバス】バスケの競技特性 バスケットボールってどんなスポーツといえるのか?
【ミニバス】チームは組織 プレーヤーも運営側も会社と同じ
【ミニバス】目的と目標!チームをまとめるために必須

日々アップデートですね!
覚悟があれば大丈夫です。私にだって出来たのですから。今回はここまでです。

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