ミニバスについて
初期段階でチームとしてゲームにのぞんでいくために
練習メニューに取り入れ準備しておきたいことを説明。
今回は初心者が試合に出るために必要なものをシリーズにしています。
ゼロケンです
ミニバスのスキルの考えは
個人スキルとチームスキルがあります
今回はチームとしてのスキルに関して説明します。
ミニバスチームに身に付けさせたいスキル
始めに私が何度となくお伝えしている大事なキーワードです。
1:バスケはハビットスポーツ(習慣のスポーツ)である
2:バスケは経験のスポーツである
この二つは
個人にだけ当てはまるものではなく
チームとしても当てはまる大事な要素です。
試合に臨むためにチームに何を教えていくか(チームスキル)
日々の練習で身につけさせ試合に臨むために何を教えていくかですが
試合に臨むにあたって
1:技術的なもの
2:メンタル的なもの
の準備が必要です
今回は技術の部分さらにチームとしてのスキルについてお伝えさせていただきます。
試合に臨むためにはボール運びが必須
「ボール運び」→ドリブル
試合に臨むにあたり新規チームが一番初めにぶつかる壁が
「ボール運び」です。
このボール運びが思うようにできてこないとゲームが整ってきません
はっきり言うとゲームになりません(+o+)
試合に臨むにあたって、勝利を目指すにあたって
是非初めに取り組んでください。
私はミニバスの初期の段階では
ドリブルの練習をお勧めしているのですが
ドリブルや個人スキルに関しては以下に載せていますので参考にしてください。
カテゴリにジャンプ→シュート・パス・ドリブル
「ボール運び」→パス
ドリブルと並んでボールを運んでいくために必要な
チームスキルがパスになります。
新規チームがパススキルを身に付けるために
どのように練習していけばよいのか?
ですがチームと言ってもいきなり5:5でボール運びを身に付けるこは
非常に難しいです。
具体的には2対2のパス交換の技術
を身に付けさせます。
1:チェストパス
2:バウンズパス
できれば
3:オーバーヘッドパス
1:チェストパス
2:バウンズパス
2つを片手でできるまではしたいです。
ひと昔前
パスは両手で丁寧にするものと教えられてきました。
「私がバスケを始めたころはこのような考えのもとに練習させられました」
がこの考えは今現在では古い考え方となっています。
新しいパスに関する優先的な考えは
正確にパスを出すことと、
「ディフェンスが対応できないように早くレシーバーに届けること」
が重視されています。
パスに関してもう一段階レベルアップ
レベルに応じてですが
もう一段階パスで覚えさせたい技術が次になります。
ここまで出来ればなおよいですね!
3:ハンドオフでパス交換できるようになる(手渡しパス)
4:プレッシャーの中で効果抜群のオーバーヘッドパス
ですね。
こちらも現代のバスケ、ミニバスでは重要な技術です。
より実践的なボール運びの考え方
ここまでご説明した
ドリブルとパスを組み合わせてボールを運んでいくのですが
実際のゲームでは
バックコート(エンドからのスローイン)から3人、4人、5人で運ぼうとすれば
オフェンスの人数も増えますが
逆にディフェンスの人数も増えてしまい
かえってボール運びが難しくなってしまいます。
理想的なボール運び
ミニバスではボールが入ったとたんトラップを仕掛けられる
ということもありますので
理想的なボール運びの人数は2人、もしくは3人です。
2人のボール運び
メリット:
2人で運ぶメリットは
広くなるスペースでドリブルを優先できます。
デメリット:
2人で運んで行くということは
フロントコート(攻めていく側のコート)で3人のディフェンスがすでに待機して
ゴールを守っている状態になります。
そうなるとボール出しからの速攻、早いオフェンス
というのは難しくなります。
3人のボール運び
メリット:
3人で運ぶメリットは
パスを出す選択肢が多いということです。
また
ボールをフロントコートに運んだ後は
フロントコートを2人のディフェンスが待ち構えている状態ですから
一気にシュートまで持っていきやすくなります。
デメリット:
バックコートにディフェンスも多いためドリブルのスペースが少ない。
パス中心のボール運びに適しています。
私が経験上チームスキルを上げていく段階では
「2人でのボール運び」ができるように取り組むのが効率が良いと考えています。
なぜかというと
1:2人ドリブルできる人がいればゲームになる
2:無駄なトラップの心配がなくなる
からです!
ドリブルを中心にしていけば
ミニバスではバックパスがないですし
十分にフロントコートまでボールは運んで行けます 。
できれば色々なバリエーションも準備
次の段階としてですが
2人で運んできた後にどういう風に攻めて行くかまでを
準備したいのですが
実際はセットオフェンスばっかりにはなりません。
1:スティールから
2:リバウンドから
3:スローインから
など様々なオフェンス
パターンは準備しておきたいですね。
他にも
リバウンドの練習
フリースローは半分は決めたい
など準備したい物はきりがありませんが
焦らず一つ一つチームスキルを身に付けていきたいです。
まとめ
今回はチーム初期の段階でゲームにのぞんでいくために
何を練習メニューに取り組めばよいのか
優先したい物をお伝えさせていただきました。
当然トータルに教えていくことは大前提ですが初歩の段階でもあるので一つ一つ大事に教えていきたいですね。
覚悟があれば大丈夫です。私だって出来たんですから。今回はここまでです。
———リンク紹介———
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