チームの運営について一般的な会社組織と同様にとらえることで自身の役割と自身の関わるべき範囲が見えてきます。

ゼロケンです。
今回はバスケットはチームスポーツという観点から組織について考えてみたいと思います。
バスケチームは会社と同じ(ミニバス)
バスケはいわゆる個人競技に対してチームスポーツですから会社のように組織として捉えて活動していくことが大事です。
会社の方向性を作っていく社長がコーチ
実際に営業で成果を上げていくのが選手
それを支えていく事務的な仕事や内勤の形が父母会などのサポート
になります。
会社と同じですからこの一つがトラブルを抱えたり違う方向を向いてしまうと会社としての業績が上がらない。
つまりチームとしての成績が上がっていかない状態になります。
私の経験上成績の良い年は父母会から選手から皆仲が良く活気がありますね。
全てが同じ方向を向いて力を合わせた時一人一人がそれほどでなくても会社としてチームとしてものすごい成果をあげていきます。
これが組織の強さでありチームスポーツの強さで一番面白いところですね。
コートの中はいつもエネルギーに満ち溢れています。
逆の場合はここで負けなくてもいいのにといったところでつまずきます。
ある研究成果
少しスポーツと離れてビジネスの場面です。
会社において身も心も壊す会社の7つの特徴が南フロリダ大学の研究結果で発表されました。
その7つの特徴というのが
・長時間労働
・裁量権が無くやらされ感で仕事をしている
・役割があいまい(明確な指示がないのに責任を持てと言われるなど)
・作業量が多い
・嫌な上司や仲が悪い同僚や部下と仕事している
・複数の上司などから違う指示が飛んでくる
・うまくいく方法があっても様々な理由でやらせてもらえない
だそうです。
このような会社の一員はストレスや疲労で、不眠や消化器官の不調など起きやすいそうです。
7つの特徴に該当する会社で働いている人は、転職を検討した方がいいかもしれませんね。

チームビルディングの考え
バスケに戻りますが人間ですから誰しも得意不得意はあります。
その中でもこれだけは周りと比べて負けないというものは選手にもサポートするコーチや父母にも必ずあります。
そのプラスをチームに与えていくように考えていけばいいですね。
せっかく誰かが積み上げたこのプラスを誰かがマイナスで崩してしまってはチームとして積み上がっていきません。
これがチームビルディングという考え方です。
俺一人でやってやるという気持ちは場面場面では必要かもしれませんがゲーム全体を見れば決してプラスには働きません。
また中学校高校とカテゴリが上がれば上がるほど一人では対応できない場面が必ず出てきます。
その時にチームプレイをしてきた経験がないない人は必ず壁にぶち当たります。
一番最初のミニバスの段階でたとえうまくいかなくともチームスポーツとしての認識をしっかり持たせておくことが後々選手個々のバスケ人生でよい経験になります。
チームビルディングを効率よく積み上げるには
私がこのような考えを持ち始めた時オフェンスを優先するべきかディフェンスを優先するべきか考えました。
辿り着いた答えはまずディフェンスを強化していこうということでした。
皆が必ず参加できるプレーがディフェンスでチームを作る柱はディフェンスが最優先される。
この事を実践したところ
そこからチームとしての成績がガラッと変わりました。
そして今現在でも安定して地区大会の上位に進めるようになりました。
確かにオフェンスもチームプレーなのですが最終的な場面場面は一対一の個人スキルに頼らざるを得ません。
対してディフェンスは個々の一対一のスキルも必要なのですが
最終的にはカバーが伴ったチームディフェンスになりますのでチームで積み上げた成果がもろに出てきます。
チームスポーツの醍醐味が集約されてきます。
技術だけでない組織の力
当然ミニバスでは活動をするにあたり父母の送り迎えや経済的な負担など
コーチと選手だけでは活動できません。
父母も預ければ全て終わりで送り迎えだけ。
だけではチームとして組織としての強化は限られてしまいます。
食事の面、健康管理、勉強との両立など父母の組織の一員としての役割は重要なのだと認識していただきたいですね。
まとめ
今回はミニバスも会社組織と同じで組織の一員がそれぞれで役割を果たしていく事が重要だという事をお伝えさえていただきました。
ミニバス、スポーツ少年団の活動費用に関する記事もありますので是非ご覧ください。
【ミニバス運営登録】活動費用 リアルなお金の部分を解説
実際のチーム登録の記事はコチラ
【ミニバス運営登録】JBA TeamJBAの作業2020 U12新規チームスタートのための手順を解説
覚悟があれば大丈夫です。私にだって出来たのですから。今回はここまでです。