「学校における働き方改革推進本部」教育現場での記事かと思いきや部活動に関する衝撃的な内容です。2020.09.01:文部科学省は「学校における働き方改革推進本部」で、休日の部活動については民間のスポーツクラブや芸術文化団体などに運営を移行していく方策を示しました。
ゼロケンです
今回この記事を目にしリサーチしてみましたので是非興味のある方は最後までご覧くださいね。
コチラの記事をご覧頂く事で
1:気になる部活動改革案の中身?を把握できる
2:いつからそうなるの?を把握できる
3:ゼロケン自身の未来予想図?を把握できる
ですので是非最後までご覧くださいね。
気になる「学校における働き方改革推進本部」内容は
部活動でバスケを頑張っている方々には気になる内容ですが
下記に内容を引用します⇊
部活動の指導をめぐっては、教員の長時間労働の原因や指導経験がない教員の負担になっているといった声があがっています。
引用:yahooニュース
これを踏まえ、文部科学省は1日、「学校における働き方改革推進本部」で、休日の部活動については民間のスポーツクラブや芸術文化団体などに運営を移行していく方策を示しました。地域のスポーツ指導者や退職した教員などの人材を確保する一方で、希望する教員は引き続き指導できるようにします。
2023年を目途として、モデルケースの運用など施行、議論を重ねる。
といった大枠となります。
ゼロケンの個人的見解
私も過去記事から一貫してですが、バスケにおいても部活動そのものの在り方が変わりつつあるとお伝えしています。
過去記事リンク:
ミニバスU12育成環境バスケ/部活とクラブチームは違うのだと選手側も認識する
ミニバスU12チーム練習と個人練習は分ける時代 超情報化社会のバスケチーム運営
バスケ育成環境ミニバスU12/コーチングとティーチングは違う
今現在のマンツーマンディフェンスもバスケ環境の変化の一環です
ミニバスU12バスケU15マンツーマンコミッショナー役割説明/赤旗黄旗JBA基本のディフェンス推奨内容解
具体的にどうなるの?
文科省の検討の概要は直接HPから確認できますので気になる方はリンクからジャンプしてください。
学校における働き方改革推進本部の内容にジャンプ
大まかには
・土日の部活動を外部の地域クラブチームや文化部であれば芸術団体に
指導を委託する
・指導を積極的にしたい教員はそのまま指導できるようにする
という内容です。
びっくりされた方
「びっくりされた方々」の根本ですが、元をたどればスポーツをする環境が”部活だけ”だと勘違いしているところから始まります。
詳しくはコチラの記事でもお伝えしています。
再度のご案内⇊
ミニバスU12育成環境バスケ/部活とクラブチームは違うのだと選手側も認識する
但し。。。現状は。。。特に団体競技は「部活しかない!」といった地域がほとんどですね!
勘違い!などと言っておきながらスイマセン。。。(+o+)
田舎ほど部活動しかないのが現状なのですが、これが大都市圏だと大きく変わりつつあります⇊
【ミニバス都市と田舎】都会の施設の違いを見せつけられる!レベルが違った件
「部活動改革案」いつから?
それでは具体的にいつからとなっているのかですが
記事には2021年からモデル校など実験的に実施し2023年から全国で実施したい。
とあります。
2021年度から実施されるところが出てくる。
⇊
2023年度から全国的に実施予定。
という事になりますね。
「部活動改革案」が出てきた背景を分析
ここからはゼロケンの個人的意見も入ってきますので
参考程度でご覧ください。
重ねてゼロケンのバスケ環境の考えは過去記事でもお伝えしていますので是非ご覧ください⇊
ミニバスU12育成環境バスケ/部活とクラブチームは違うのだと選手側も認識する
元々教員の「ブラック化」は問題となっていますのでここでは前提条件として触れないでおきます。
(長期の勤務時間、コロナ対策の負荷など)
以下がメインとして取り上げる部分です。
当然部活動で教えるのは学校の先生です。
*「外部指導員制度というものができましたがここでは省略します詳しくは上記過去記事で!」
しかし選手や父母は「部活」に競技性や専門性を求めてしまう。
「部活」に過度な競技性や専門性を求めてしまうことは間違っています。
たまたま配属になった顧問の先生がその競技において「専門性があった」だけなのです。
「専門性があった」教員は「指導においては」不可もなくできます。
(肉体的な疲労は考慮せず。。。)
問題は「専門性のない」教員です。
こういったケースでも選手や父母は「部活」に競技性や専門性を求めてしまうため、本来学校での教科の専門であるはずの教員に過度なストレスがかかってしまっているのです。
まずは土日だけ移行していく
対してクラブチームは学校の教育機関ではないため先生ではなく「コーチ」が指導を担当します。
主にその競技におけるライセンスを保持した者が「コーチ」となることがほとんどです。
文化部に関しては専門として「ライセンス」があるのかは分かりませんが。
つまり
⇊
選手や父母の「部活」に競技性や専門性を求めるニーズが土日だけは解消できる!のです
また
⇊
教員の「ブラック化」問題も解消できると踏んでいるのです!
まずは土日だけという事です。
2023年から。。。
ちょっとだけ問題提示
スポーツは「コーチ」「指導者」の存在が欠かせません。特にバスケに関してはコーチの存在がかなり大きいです。
平日は学校の教員が「指導者」土日は別の方が「指導者」。。。
指導内容、育成コンセプトや練習メニュー。
よほど密に打ち合わせできないと「指導者同士」でのトラブルが新たに発生すると予想します。
いまくいったら。。。
ゼロケン的な予想では、コチラの運用がうまくいったらですが当然の流れとして
・「平日」も外部の地域クラブチームや文化部であれば芸術団体に指導を委託する
・指導を積極的にしたい教員はそのまま指導できるようにする
となってくると思います。
文部科学省「学校における働き方改革推進本部」の記事を見てのまとめ
いかがだったでしょうか?
かなり古いですが、ゼロケン的にはドストライクの
「未来予想図」ドリカムのBGMを頭に流しながら、今回の文部科学省「学校における働き方改革推進本部」の記事から近未来の部活動の在り方を是非皆さんも考えてみてください。
覚悟があれば大丈夫です。私にだって出来たのですから。今回はここまでです。
———リンク紹介———
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カテゴリ:練習と理論
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カテゴリ:ゼロから県大会